種がこぼれそう [生態]
ロフォフォラの花柄をまとめて掃除したら、
タネがいっぱい散らばりました。まさにこぼれダネです。
↑ 親株のまわりで発芽していた苗を、余り苗として
植えていたロフォフォラもこのような状態になりました。
右は白星の余り苗です。そろそろ植え替えてあげないと・・・
↑ こちらはランポーのこぼれそうなタネ。
黒く光っていて生きがよさそうです。
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海王丸の増稜 [生態]
兜丸の稜数は基本8であることを書きました。
他のサボテンではそれぞれの事情があるようです。
規則性の強いものとしては、日の出丸系の品種では、
きちっとフィボナッチ数列に従って、稜数が増えていきます。
つまり5→8→13→21と増稜していきます。
マミラリアでは稜の数があまりに多くて、規則性は不明です。
最も調べるのも大変です。なので不明。
海王丸は、幼苗は5稜のことが多いのですが、
たいていはもうひとつ増稜し、6稜で安定化します。
さらに成長したときに9稜や10稜になったりです。
↑ こちらも同様です。ただ右にいる2cmほどの苗は、
まだ5稜ですね。
↑ こちらは変わり者。5稜のまま大きくなってしまいました。
しかし頂点をよく見ると増稜が始まりそうです。
↑ こちらの大きな苗は10稜です。
これ以上の稜数もあるかもしれませんが、
経験がありません。
増稜するタイプのサボテンは、基本的に球体のまま
大きく成長する部類です。トゲが身を守る役割であるとすると、
大きく成長するにつれて、増稜していかないと、
トゲ座がまばらになってしまい、鳥や虫などの喰害に遭いやすくなります。
いっぽう兜丸やランポー、柱サボテンは増稜しないタイプですが、
個体のサイズに限界があるもの(兜丸など)、あるいは、
長く縦に伸びていくサボテンになりますね。
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ヘン顔さがし [生態]
兜丸は基本的に8稜の形態をしています。
しかし実生をすると、基本に沿わない稜の数の兜丸が出現します。
たいてい8より少ない稜数が多く、7稜、6稜、5稜などがあります。
珍しいものでは10稜のものがあるそうです。
それならば9稜というものもあるのかもしれません。
↑ このなかに7稜、6稜、5稜のものが潜んでいます。
わかりますでしょうか。
↑ こちらにもヘン顔の兜丸がいます。
しかし増稜して8稜に落ち着いていくことも多いです。
↑ クラブのKさんが、少稜兜は好き?と訊きました。
はい、兜丸全般を自分の専門にしています、
と答えたかどうか記憶にありませんが、
変わった苗だからあげるよと、抜き苗を頂いてしまいました。
(というより根の無い株でした)
それを鉢に植えて発根させ、花をつけたりしましたが、
この画像にあるのは、ぜんぶヘン顔です。
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新トゲバリバリの緋冠竜 [生態]
緋冠竜が元気です。真紅の新しいトゲが出てきていて、
いまいちばん成長しているときなのだなと感じます。
こういう姿はとても気分のよいものです。
小さな苗ですが、豪刺系の緋冠竜も育っています。
↑ だいぶ年数のたった緋冠竜ですが、まだまだ元気な感じ。
すこし前こじれていたのが嘘のようです。
↑ 多毛系というのでしょうか、一つのトゲ座からやや多いトゲが出ます。
↑ 豪刺系の苗だったのですが、ふつうに戻ってきたかな?
大きな苗の姿に移行しているのかもしれません。
↑ こちらが豪刺系の小さな苗です。
将来このトゲが密生してきたらいい景色になるでしょう。
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ギムノの渋さは際立っている [生態]
ギムノたちの花の時期も終わり、本体の成長期に入っています。
新しいトゲが伸張して生き生きとしてきます。
サボテンがのびのび育っている姿を眺めるのを、
楽しみにしている栽培家の端くれとしては、
栽培の醍醐味や楽しさを感じる季節でもあります。
平凡な品種や、むしろ駄モノといわれるものでも、
生き生きとその性質が最大限発揮するようにと願っています。
↑ 天平丸の新トゲが伸び出してきました。
ギムノの新トゲはときに妖しい感じがします。
↑ 光琳玉のやや変種。数年前に師匠のところから連れ帰りました。
トゲが強く、花がトゲの間から出られない感じです。
↑ バッテリの若い苗です。
元気そうな苗でたぶん大きくなるはず。
↑ いぜんいただいた苗で、ラベルにはボスジンギアナムと
ありました。あまり眼にしない品種ですね。
ようやく環境に慣れたのか成長が始まりました。
成長するとトゲが密生して貫禄が出てきそうです。
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つぼみ膨らむ緋冠竜 [生態]
いよいよ春という季節になりました。
まだ水やりをするには寒い日が予報されていて、
来週かなというところです。
緋冠竜のつぼみがはっきりと綿毛から顔を出してきて、
花をつけるぞという意思みたいなものを感じます。
↑ こちらは3つのようです。
このトゲの林の中からつぼみが立ち上がってきて、
頂点で開花するのですが、つぼみの紆余曲折の成長は、
サボテンならではです。
↑ 分頭した希望丸は、ようやくつぼみがあがってきています。
昨年はメガネのような咲き方でしたが、今年は、自転車みたいに、
前輪と後輪になりそうです。
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緋冠竜のつぼみが徐々に [生態]
お天気のよいときに緋冠竜を眺めました。
けっこう、つぼみが膨らんでいるものだなと思いました。
水があろうとなかろうと、季節に従って活動をしていて、
花を咲かせる準備をしています。
トゲの下の綿毛の中から顔を出しています。
↑ こちらは竜剣丸ですが、つぼみが目立ってきました。
3月のどこか、天候と相談して水やりをはじめます。
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つぼみが膨らんできた [生態]
寒い日が続きます。水切りも3ヵ月半となりました。
それでも時節を知るというのでしょうか、
緋冠竜などがつぼみを膨らませ、開花の準備をしています。
休眠したといっても仮死状態になっているわけではないのですね。
↑ こちらも緋冠竜。トゲの下につぼみの先端が見えてきました。
↑ こちらは真珠です。つぼみで終わってしまうことが多いのですが、
このところつぼみの先端が伸びてきました。
開花する気配が感じられます。
つぼみが姿を見せてからもう何ヶ月も経過しています。
日の出丸系は、このパターンで実に時間がかかります。
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見くびっては、いけないぜ [生態]
竜剣丸はエキノフォスロカクタス属ですが、強いトゲが魅力で
比較的好きなサボテンです。いぜん小苗を見かけて購入しましたが、
長いことホッタラカシ。
↑ 取り上げてみたら、このとおり水切りに慣れていない苗なのでしょう、
すっかりシワシワで傾いていました。信州の冬は厳しすぎるかなと
眺めてみると、あれ?
↑ トゲの下に、つぼみを抱いていました。生命の危険を感じて、
花芽をつけたのかもしれませんが、けなげです。
早くも花を見せてくれるのね。
↑ こちらは以前より栽培をしている中苗ですが、やはりつぼみが
膨らんできています。
竜剣丸の花は、エキノフォスロカクタスらしく、紫の中筋の入った花びらで、
独特の雰囲気を持ちます。
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メリコ錦の青 [生態]
王妃吉祥天錦といういかめしい名前を持つ、通称メリコ錦。
この葉の青みのある緑色が好きで、株分けして増やしています。
ちょっと粉が吹いたような独特な青色に魅せられています。
↑ いまは窓辺栽培になっていますが、水分は少なめ。
そのためか葉がやや細く立ってきています。
2015年7月25日
↑ 同苗の昨年夏の姿です。すこし日陰気味の野外栽培でした。
こちらの方がメリコ錦らしい雰囲気を持っています。
もっと日に当てると葉が詰まってきれいになるのかもしれません。
今年の目標です。
2015年9月20日
↑ 同鉢の昨年秋の姿。
もう少し締めて栽培する必要がありそう。
日に当ててがっしりとした体型を目指します。
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