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海王丸の増稜 [生態]

兜丸の稜数は基本8であることを書きました。
他のサボテンではそれぞれの事情があるようです。

規則性の強いものとしては、日の出丸系の品種では、
きちっとフィボナッチ数列に従って、稜数が増えていきます。
つまり5→8→13→21と増稜していきます。

マミラリアでは稜の数があまりに多くて、規則性は不明です。
最も調べるのも大変です。なので不明。

海王丸は、幼苗は5稜のことが多いのですが、
たいていはもうひとつ増稜し、6稜で安定化します。
さらに成長したときに9稜や10稜になったりです。


sr20160716DSCN0001.JPG

↑ 数cm程度のサイズでは、だいたい6稜で安定しています。


sr20160619DSCN0002.JPG

↑ こちらも同様です。ただ右にいる2cmほどの苗は、
 まだ5稜ですね。


sr20160717DSCN0011.JPG

↑ こちらは、まだちいさい幼苗で5稜の形態をしています。


sr20160717DSCN0009.JPG

↑ この苗は増稜中で、6稜になろうとしています。


sr20160717DSCN0003.JPG

↑ こちらは変わり者。5稜のまま大きくなってしまいました。
 しかし頂点をよく見ると増稜が始まりそうです。


sr20160717DSCN0002.JPG

↑ こちらの大きな苗は10稜です。
 これ以上の稜数もあるかもしれませんが、
 経験がありません。


増稜するタイプのサボテンは、基本的に球体のまま
大きく成長する部類です。トゲが身を守る役割であるとすると、
大きく成長するにつれて、増稜していかないと、
トゲ座がまばらになってしまい、鳥や虫などの喰害に遭いやすくなります。

いっぽう兜丸やランポー、柱サボテンは増稜しないタイプですが、
個体のサイズに限界があるもの(兜丸など)、あるいは、
長く縦に伸びていくサボテンになりますね。


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