日の出丸が元気 [トゲの姿]
南信州にも15cmくらいの積雪、あたりは一晩にして、
雪景色となりました。ハウスの中は暗いですね。
水切りをそろそろスタートするか、もう一度水やりをするか
考慮中です。
しかし寒くなると日の出丸が元気になり、トゲが鮮やか。
冬型サボテンですね。中くらいの苗にはつぼみが上がってきています。
これまでも取り上げてきましたが、少しトゲも伸びたと思うので、
改めて日の出丸のトゲ特集です。
↑ あまり色素を持たないタイプのようですが、白刺と言うほどでもない。
日の出丸としては少し変わっています。トゲは太くなるかもしれません。
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冬の朝陽とトゲサボテン [トゲの姿]
冬のハウスは独特の雰囲気が漂うように感じます。
外気と比べて暖かく、かつ静かな環境に包まれます。
とくに朝陽がのぼる頃は、光が差し込んでトゲサボテンのトゲが映えるのです。
毎年この季節になると、こんな楽しみ方をしています。
↑ 黄トゲの紅裳竜です。最も育てやすいフェロです。
トゲの汚れが出始めてます。
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新トゲが鮮やか [トゲの姿]
日の出丸は冬型サボテンです。
フェロのなかでは珍しいサボテンです。
秋から活動が始まり、花を冬に咲かせて、
春になると休む感じです。
いまは成長期なので、新トゲが次々と出てきます。
日の出丸の新トゲは鮮やか。今が鑑賞時期かもしれません。
下の画像は、比較的若い苗で、まださほどトゲも
汚れていません。一番下の画像の苗には、
孵化したばかりの虫が歩き回っています。
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日の出丸のトゲのお掃除と水やり [トゲの姿]
この秋は長雨続きで、中苗の日の出丸のトゲに、
しっかりカビが付着してしまいました。なんとも残念なので、
黒いコロニーになったカビの団子をたんねんに落とし、水洗い。
ついでに水やりを。今年はあと1回くらいかもしれません。
↑ 豪刺の遺伝子を持つとか言われている苗を育成しています。
しだいに太いトゲが出るようになりました。
鉢が窮屈になってきたので来春に植え替え。
↑ こちらはあまり汚れはなかったのですが、
上の2本は同じ実生で、これほどトゲ色のちがうものが
出るという例です。そしてトゲ色の淡い方が豪刺系に近い
雰囲気を持ちます。
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トゲモノのカビ注意 [トゲの姿]
湿気の多い日が続きます。夜間はとくに湿度が高く、
日の出丸などは蜜を出し始めているので、なおさらトゲが
汚れる危険が高くなりました。
栄養分のあるところに青カビが着き、やがて沈着して黒くなり、
トゲに喰いつきます。
↑ 旋風玉ですが、トゲの汚れが見え始めました。
ちょっとマズイです。
↑ 鯱頭ですが、もとダルマ型の変な形でしたが、
成長するにつれ目立たなくなりました。
何年もかかっていますけれど。
↑ 神仙玉の南方系とかいわれるタイプ。
あまり蜜も出さず汚れにくい感じですね。
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暑い最中に、新トゲをバリバリ出している緋冠竜 [トゲの姿]
毎日暑い日が続きます。サボテンも休眠に入るものが
増えてきますが、緋冠竜はとにかく元気に新トゲを出して
がんばっています。
例年こんな風だったかなと昨年の画像を振り返ってみると、
刈穂玉の花が咲いていたり、ロフォフォラがパンパンに体を膨らましていたりして、
緋冠竜はあまり登場しません。今年が格別元気なのかもしれません。
以下画像ではあまりはっきりしませんが、いいトゲだしてきています。
↑ こちらは赤トゲでかつ豪刺かもしれない欲張りな苗です。
うまく成長してほしいです。
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カビの季節 [トゲの姿]
梅雨も明けたあと、高温かつ多湿の環境になり、
トゲモノのトゲにカビが発生しやすくなります。
毎年カビがつきやすい苗がいて、真珠の苗なのですが、
やはり今年もやってきました。
↑ こちらの苗、カビの発生しやすいトゲがあります。
簡単に判別することができます。
まだ新しいトゲで、色合いも深くてきれいなトゲで、
全体がしっとりと湿った感じのもの。
球体の上半分の新トゲから成長が終わった程度の新しいトゲです。
↑ カビの例です。こちらの地方ではアオカビが多いです。
カビが繁殖する条件というのがあって、温度と湿度それにエサです。
日本の気候では今頃から夏にかけて高温多湿になります。
エサの方は、トゲモノサボテンに多い蜜の分泌が関係していると見ています。
この気温の高い時期に蜜線よりたくさんの蜜が分泌されます。
この蜜はアレオーレを濡らし、それがトゲの根元からトゲを湿らせて
先端に向かいます。
日の出丸のトゲにあるギザギザの構造は、毛細管現象を起こして、
蜜をトゲに行き渡らせ保持しているのだろうと推測しています。
なぜかといえば、そうして蜜の匂いを周囲に拡散させるためです。
この結果、湿った印象の深い色のトゲができると見ています。
そしてこれがカビのエサになっています。
↑ 上の画像のカビの先端部を取り除きましたが、カビの根っこの部分の
黒いくすみが残ります。おそらくこれはカビの菌糸体の残りなのだろうと
思いますね。ほうっておくと、この黒ずみは沈着して取れなくなり、
トゲが汚れた感じになります。ひどい場合にはトゲが黒くなってしまいます。
では対策はというと、なかなか有効な手段が見つからないのですが、
マメにお世話ができるならば、蜜線から出てきた蜜の玉を、
綿棒などで除去してやります。苗の数が多いときなどは
なかなか実行しにくい方法ですが。
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トゲの色素は落ちる [トゲの姿]
久しぶりの水やりをしていて、気がつきました。
紅鷹の頂上部に水滴が掛かったようで、赤い水滴になっていました。
(ふだん頭から潅水することはほとんどしないのです)
↑ こちらの紅鷹がその本人です。
まだ新しいトゲの赤い色素が溶け出ししてように見えました。
↑ こちらがアップです。つぼみのすぐ上の水滴です。
なにか赤い液体になっているようです。
そこで綿棒で吸い取ってみようと・・・
↑ こんなふうに赤い色素が付着しました。
新トゲの鮮やかな赤色の色素が水に溶けたというわけですね。
↑ 苗の方はこんな感じです。赤色のにじみは消えています。
綿棒に吸われたことを示しています。
そういえば昔師匠に言われたことがあります。
フェロカクタスだったか頭から潅水すると、赤い液がどっと出るよ。
やはりこれはトゲの色素が溶出してしまうのですね。
ということは、色素はトゲの表面にもたくさん付着していることを
示しています。
それから推察すると、新トゲの鮮やかさはトゲ表面に付着している
赤色の色素によるものかもしれません。
表面についた色素がいちばん鮮やかですから。
新トゲの鮮やかさが、しだいに退色する姿はなにかガッカリしますが、
これは表面の色素が脱落してしまうプロセスなのかも
と思いました。
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赤城の楽しみ [トゲの姿]
赤城はフェロカクタスに属しますが、あまりそういう感じがしません。
すこし辺境の位置にいるフェロカウタスなのではないかと思います。
肌が青肌ですし、トゲもやや半透明です。
ただし新トゲの出方を観察すると、やはり日の出丸などに似ています。
どことなく漂う上品な姿が魅力的です。
↑ 小さな赤城ですが、増稜中です。
比較的小さい段階で増稜をし始めます。
新トゲが出てきました。
↑ すこしアップにしてみると、日の出丸とほぼ同じだなと思います。
ただトゲ色が透き通っているところがあります。
↑ 昔から栽培している苗ですが、こちらも新トゲが
出始めました。
↑ こちらも小さい苗です。まだトゲも出さず目ざめていないですね。
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ふたたび、緋冠竜のトゲ盛ん [トゲの姿]
花後の成長というのでしょうか、緋冠竜の姿が目に付きます。
なんどか取り上げてますが、再びという感じで元気振りを
ご紹介です。
↑ いちどこじれてトゲ落ちした緋冠竜の苗ですが、
ふたたび復活してきました。
紅色の強いトゲが気に入っています。
↑ こちらもいちどカイガラムシにやられてしまい、
除去に苦労しましたがようやく復活してきました。
新鮮なトゲが出てきて、ホッとしています。
↑ 豪刺系の素質を持つ緋冠竜の小苗です。
やはり新トゲがすごいなと眺めています。
このまま大きくなれ!というところでしょうか。
↑ 変わり者の緋冠竜です。花が大輪ですが、
花後に、再度つぼみが生長してきました。
このズングリした青肌の体が気に入っています。
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