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赤トゲサボテン [トゲの姿]

サボテンの魅力にとりつかれた理由の一つは、真っ赤なトゲを
まとった球サボテンの姿です。あともうひとつは、兜丸のような
進化の最終形ともいえる奇妙で幾何学的な姿です。

しかしどちらのタイプのサボテンも、栽培はとても難しいと感じています。
兜丸は腐りやすくて寿命も短いですね。消耗しやすいサボテンという感じ。
いっぽう赤トゲ系のサボテンは、日本の湿潤な気候のもとで栽培すると
トゲがカビだらけになるという、忌まわしい宿命を負っています。
また理由なく成長を止めて、何年もじっと動かないというコジレ性格も
持っています。(いやサボテンに身になってみると、なにか気に入らない
環境条件があるのかもしれませんが。)
下の画像は、神仙玉と金冠玉です。


sr20180709DSCN0022.JPG

↑ 幸運にも、比較的カビ被害に合わずに済んでいる神仙玉です。
 この幅広のトゲのタイプを、南方系と呼ぶこともあるようです。
 蜜を出しにくいタイプかも知れません。


sr20180709DSCN0020.JPG

↑ よく蜜を出しているやつ(神仙玉)。でもコジレにくいです。


sr20180709DSCN0019.JPG

↑ 赤トゲ金冠玉で、小さい苗をいぜん入手しました。
 カビが付き始めそうな状況にあります。

 ところでカビの発生原因は、2つほどあると思います。
 ひとつは、夜間の気温低下でトゲの付きやすいところに水が結露して、
 そこにカビが発生するパターン。トゲの曲がったところなどに発生します。
 これを防止するために夜間クーラーを入れて除湿する方もおられると聞きました。
 もう一つは、蜜腺から出た密にカビが繁殖するパターンです。
 こちらはアレオーレが黒くなって、やがてトゲに伝搬します。
 密を綿棒などでこまめに取るあるいは、水でアレオーレを
 洗い流すなどの手があります。
 いずれも対策は大変で面倒です。トゲモノのカビは悩みのタネですね。





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