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兜丸というサボテン [サボテン品種]

兜丸をたくさん育てたいという気持ちが、自分のサボテン栽培の出発点です。
それは子供のころに見た兜丸の強烈なインパクトから由来していると思います。
小学生のころ、通学路を少し寄り道すると大きな専門的なサボテン屋さんがあって、
学校の帰りにハウスに入り浸っていました。
きっとそこの園主にとって、迷惑で邪魔な小学生だったろうと思いますが、
そんなことお構いなしに、珍しいサボテンをあちこち見入っていました。
ある日、新規に入荷したサボテンのなかに小さな兜丸がありました。
今思い出すと、テキサス兜とか呼んでいる古典的な姿の兜だったと思います。
とても買える値段ではなく、ただただ眺めるばかりでした。
いつかこんなサボテンを栽培してやるぞ、という気持ちがむくむくと芽生えた日です。


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それから、ウン十年、自分のハウスを持ち、たくさんの兜丸を愛でているのですから、
夢は実現したといえるのかもしれませんね。
これはスーパー系とかの兜丸ではなく、平凡な感じのする兜丸ですが、
いまでは、こういう兜丸にいちばん魅力を覚えます。


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アレオーレが小さく、白点も少ないむかしの兜丸はほとんど見なくなりました。
いまはこのような白点の大きな兜丸が一般的になりました。


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実生で栽培中の小苗の兜丸たち。
手前はスーパー兜の子供たちです。


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たくさんの兜丸の中には、変り種がいます。
あるサイズになってから、稜線の間から花をつけるようになりました。
花園兜の一種かもしれませんが、ヘンな所につぼみが出てきます。
交配の過程でいろいろな性質が出てきているのだろうと思います。
これを親木にした実生苗を栽培していますが、やはりヘンな感じで、
稜線のところに白点が集中しています。
モミアゲ兜と勝手に呼んでいますが、大きくなって、モミアゲがヒゲヅラに
ならないことを祈っています。





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