雨降りなので植替え [栽培]
8月に入っても雨が降り続いています。気温も上昇しませんね。兜たちの植替え作業をはじめました。植替え基準は、昨年度2008年に植え替えをしていなかった兜たち5本。
それぞれ根を抜いてみると、腐れもなくしっかりした根でした。まずは無事でよかった~
右3本がスーパー系で、左2本は大疣系、もしくは荒白点系と呼ばれる系統の兜です。しばらく根を乾燥させて、古い土を落としてやり、根の整理をして後日植えつけます。
植え替えの際には、なるべく古い土は落とすようにしています。球体と根のすき間には、古い土がもぐっていることが多く、何となく腐れの原因のような気がするためです。
放っておくと兜の場合、ごぼう根がどんどん太くなり、扱いが難しくなります。そこで、兜の植替えの流派みたいなものがあって、根は切らない派と切る派ですね。
サボテン師匠からその特質を教えてもらったことがあります。サボテン界の巨匠とも言うべき村主さん流のやり方は、後者で古い根はバッサリと切り、細かい新しい根をたくさん発根させる方法です。師匠によればこの方法は確かに成長が早くなるとのことで、細根の方が吸収力はつよいとのこと。
一方、師匠のところは切らない派です。苗の寿命は長くなる傾向があるとのことでした。弟子である小生も、兜の根は切りません!
ところで先日、球体に腐れが進行してしまった大切な兜。大手術の傷口が黒ずんできましたが、進行は止まったみたいです。 というので、植えつけました。傷口付近には鉢底石をしいて、やや過保護ですねぇ。
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