ハウスは必須? [栽培]
ウチワサボテンなどの特殊なサボテン以外は、日本の気候では自生できません。その理由として、夏の温度や日差しがおだやかで強い成長が期待できないこと、反面冬が寒い上に湿度が多いことです。つまり根や本体の水分が凍結してしまうことですね。したがって、温度と湿度の管理のためには、どうしてもフレームやハウス(温室)が必要になります。
振り返ってみると、見よう見まねでサボテン栽培を始めた子供のころは、サボテンをかわいがりすぎて腐らせてしまいました。大きくしたいので毎日眺めては、みずやりをして用土をいつも湿らせていたのです。園芸の鉢花とはだいぶちがうわけですが、子供にはそんなことはわかりませんでした。まあ、根を健康に保つことの重要性は、他の園芸でも言われていることですが、サボテンの場合はさらに重要だと思います。
栽培書を入手して勉強を始めたのは、ずっと後になってからです。東京のマンション住まいなどを経て、長野に居を移してから本格的に栽培設備のことを考えました。つまり戸建てなので、フレームやハウスの設置を検討してもいいかなと思い始めました。
最初に小さなフレームを自作して、ポツポツと買い集めました。でも温度管理が難しいのですね。長野は陽射しが強いと思います。すぐ過剰な温度上昇で、大切な兜丸の表面が日焼けしました。これを機に、人が入れるくらいの容量のある温室が欲しくなりました。2坪ビニールハウスのキットが売っていてこれを組み立ててしばらく栽培していました。
やがてお決まりのコースなのですが、所有している苗の数がドンドン増えて、やがて満杯となります。 そこで気合を入れて木造のオリジナルなハウスの製作に着手しました。これが2003年の秋だったように記憶します。土台をつくりその上に木造の骨格をつくり、屋根は雪が滑り落ちるように急勾配にしてビニールを張るという構造です。もともとの2坪ビニールハウスをすっぽりと包み込むように製作したため、手間が大変かかりました。面積は5.5坪です。
2坪ビニールハウスを取り囲むように木造の骨組みをつくり・・・
雪が溜まらないように、とんがり屋根の形状にして・・・
ビニールを張りました。いまではこのハウスも満杯状態となり、この先どうするか・・・
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初めましてこんにちは。私もハウスを夢見ていますが、まだまだ資金と家族の理解を得られそうにありません。寒いところなので、風除室で育成しております。温室、ハウスなどの作成は大変参考になります。これからも関連記事等お願いします。
どうぞ私のブログにも遊びに来てください。
by noory (2009-06-28 11:13)
はじめまして。
コメントありがとうございます。
温室やハウスの苦労話はたくさんありまして(笑)、
話題にはことかきません。
今後ともよろしくお願いいたします。
さっそく、遊びに伺います!
by saborich (2009-06-30 20:31)