寄せ植えの効果 [栽培]
実生してからある程度のサイズ(3~4cm)に育ったら、
5号鉢くらいの鉢に3本~4本の寄せ植えにしています。
経験的にこのくらいの苗サイズと鉢サイズが
バランスがいいようで、よく育つように感じています。
そのバランスとは何を指すのかですが、
鉢内の湿度があるレベルで一定期間保たれることです。
水やりをした直後は、鉢内はびしょびしょで過湿状態です。
また根は冷えてしまいます。
この過剰な水分は、鉢穴から外部に出て行くこと、用土の表面から
蒸発すること、根が吸収することで、しだいに失われていき、
サボテンの根にとって好適な湿度、温度の状態になっていきます。
鉢が大きすぎると、鉢内の水分はなかなか抜けず、
根が温まらないこともあり根が傷むことが多いようです。
また、鉢が小さすぎると、根が水分を吸収すると、
すぐにも鉢内が乾燥し、生育に必要な適度な湿度、温度の条件の
持続時間が、短く終わってしまいます。
このため生育が良くありません。
したがって苗のサイズに対して、ちょうどいい鉢のサイズというものがあって、
その辺のバランスが成長にはとても重要だと考えています。
そんなわけで5号鉢に3本寄せ植えにするのは、
経験上バランスが良いようで、よくやります。
鉢がぎゅうぎゅうになるほど育ってきたら、
ひとり立ちさせて1本ずつ鉢に植えますが、
このタイミングを早まってしまうと、5号鉢よりちいさいな鉢になるため、
乾燥しすぎの環境となり生育が止まることもあります。
仙人掌CACTUSさぼてん
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