トゲが汚れる瞬間! [トゲの姿]
トゲの汚れシリーズ(?)の第2弾。
まさにこれからトゲが汚れていく!という画像です。
実生で作っている日の出丸のトゲです。
まだ新鮮な美しい赤いトゲの表面に、アオカビが付着している姿です。
自分の推定はこうです。
このところ高温で高湿度の天候が続いていますが、夜間に気温が下がると、
空気中の水分(水蒸気)が空気中に留まれず、ハウスのあちこちに結露していきます。
もちろんサボテンにも結露します。(飽和水蒸気と露点の関係です)
湿ったトゲのあちこちに、カビの胞子が付着して・・・
とくに日の出丸のトゲは水分の多いトゲなんだろうと思います。
いっきにアオカビの付着が見られます。
きれいなトゲが汚れていく瞬間!
やば~い状況です。
こちらは成長したやや大苗の日の出丸。
こちらにも赤いトゲに集中してアオカビが・・・
観察すると、古いトゲや色が退色したトゲには、あまりカビが付きません。
緑の本体にもあまり付きません。きれいな赤いトゲに集中的にカビが付くようです。
赤トゲは、カビにとって水と栄養がたっぷりある繁殖に適した場所なのかもしれません。
日本では、トゲものがきれいに作れない理由のひとつは、
このカビの繁殖にあるのではと思うわけです。
そしてカビを防ぐことができれば、とてもいいのですが・・・
★最後までお読みいただきありがとうございました。
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困ったことに一度カビが付くと簡単には取れないんですよね。
前回の記事の方法を試してみます。
カビ予防対策では、雨の日にできるだけ湿気が入らないようにフレームを密閉することや、蜜をこまめにティッシュで吸い取るくらいです。湿気が多いと蜜が多く出て、早くアレオーレやトゲに拡散するようです。
引っ越してからは蜜をよく吸ってくれるアリが来ていて彼らにも期待しています。
by おたやん (2012-07-29 19:12)
カビが付いたのに放置してしまうと、しっかりと食い付くようですね。
雨の日は湿度100%と見ていいですから、カビやすいです。
あと夏の夜は、やはり露点の関係で湿度は100%に近くなっていると思います。こんなときに蜜を出しやすいですね。
困ったものです。
by saborich (2012-07-30 18:59)