新しいトゲがビュンビュン

花の話題とともに、もうひとつ春らしく感じるのは、新しいトゲの姿を見つけたときです。とくにトゲマニアにとっては、春になり順調に新トゲが出てくるとホッとしたりします。サボテンがこじれたりすると、じっと動かなくなり、何がよくないのだろうと栽培家はやきもきします。

紅裳竜の新トゲの姿です。真紅のトゲはとてもきれいです。

刈穂玉のトゲ。トゲモノの代表種ですね。

たぶん鯱頭です。新トゲの赤みは余りありませんが、強いとげがビュンビュンでます。

カルメン玉の新トゲ。一時期こじれていましたが成長再開。

金冠竜の新トゲ。金冠竜は黄色トゲ系か赤トゲ系ですが、この苗は混血で中間色です。

いいトゲを出すようにするのは難しいことです。まあ水やりや日照などの点で、あまり苗を甘やかしてしまわないことです。成長を重視すると、トゲの密度が出ません。サボテンはトゲで日陰を作って耐えているのだという説もあり、ガンガン日に当てて栽培をされているトゲ名人の方もいらっしゃいます。でもこれは、日焼けのリスクとの闘いです。日差しの強い時間帯にサボテンを見張っていられればいいのですが、諸事情でそうもいかないので、トゲモノを作るのはとても難しい作業です。また汚れとの闘いでもあります。

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コメント 2

すごく刺座がきれいですね～。
刺は痛いので、できればその刺座を触りたいですｗｗ
カルメン玉など私のイイ餌になりそうです（＾ｍ＾）ぐふ。
by l-marsh (2012-05-19 06:25) 

ふくふくして可愛い部分ですよね。
トゲ座はいろいろな機能を持ってますね。
トゲを出したり、蜜を出したり、花をつけたりと
はやり植物の葉の名残なんでしょうね。
虫なんかもここに寄生します。
カイガラムシなど目立たないようにトゲ座に付着してますので、
要注意です。
by saborich (2012-05-19 09:18)